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大釜温泉

泉質
酸性泉

一軒宿の「大釜温泉旅館」が存在する。廃校となった小学校の建物を移築し、旅館として利用しているのが大きな特徴である。入り口には、小学校の門柱風の標識に「乳頭温泉小学校大釜分校 大釜温泉旅館」と書かれた看板も存在し、昔の小学校というイメージを醸し出している(実際にこの地に分校があったわけではない)。

一軒宿は、軒先に足湯を備えている。

開湯は1962年(昭和37年)。創業後すぐに火事によって建物を焼失した。現在の旅館の建物はその後再建した際に移築されたものである。

昭和42年10月19日、乳頭温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定。

アクセス
鉄道 : 秋田新幹線田沢湖駅よりバスで約55分。そこから徒歩約3分。

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玉川温泉

泉質

大噴
湯の花採取光景酸性-含二酸化炭素・鉄 (II)・アルミニウム-塩化物泉
「大噴」(おおぶけ)と呼ばれる湧出口から、pH1.2(日本で一番pHの数値が低い)の強酸性泉(塩酸が主成分)が毎分9,000リットル湧出する。単一の湧出口からの湧出量としては日本一を誇る。大噴の下流側には湯の花を採取する樋が設置されている。

※(注意)入浴中に顔をぬぐうと強酸性の湯が眼に入る。飲泉可だが、水で薄めて飲む、後で清水で口をすすぐか、ストローを使用して歯に付着しないように飲む(でないと歯のエナメル質が溶ける恐れあり)など、注意書きには必ず従うこと。


効能
高血圧症、動脈硬化症、婦人病、神経痛、皮膚病、喘息、癌など


秋田・岩手の県境にまたがる八幡平(火山)の秋田側に位置し、山中の一軒宿だったが、多様な泉質と豊富な湯量と絶大な効能から、本格的湯治場として人気が高く、きわめて宿泊の予約が入れにくいため、1998年に同経営の「新玉川温泉」が玉川温泉から徒歩10分程の所に、さらに2004年には別経営の宿が新玉川温泉の近くに開業している。湯治向きの玉川温泉に対して、新玉川温泉は観光客向けに作られている。玉川温泉と新玉川温泉とでは、新玉川の湯の方が刺激も少なく入りやすい。これは、源泉から長距離引湯している影響である。特に有名なのが、この温泉と台湾の北投温泉にだけ存在する北投石(ほくとうせき)。しばしばマスコミにも報道されている。

温泉地には地熱の高い地獄地帯が存在し、岩盤浴が名物である。多くの人がゴザを引いて岩盤浴を行う光景が見られる。

地元のマタギにより1680年に発見された。発見時に鹿が傷を癒していたことから、古くは「鹿の湯」、「鹿湯」と呼ばれた。1885年(明治17年)に、鹿湯という名称で湯治場として開かれるまでは、当地にあった硫黄採掘所の工夫とマタギが温泉を利用していた。

温泉地としての本格的に開かれることになったのは、五代目・関直右衛門が開発に乗り出してからである。 1929年(昭和4年)に当地で湯治を行い、その効能の高さを知った関は、1932年に近隣の湯瀬温泉に湯瀬ホテルを建設すると共に玉川温泉の権利を取得した。

1934年(昭和9年)、それまでの鹿湯という名称から玉川温泉に改められた。命名は朝日新聞記者・杉村楚人冠による。

戦前は、馬が主要な交通手段で、交通の便が非常に悪かった。第二次世界大戦後の1950年(昭和25年)、国道およびバス路線が開通。その後開発が進むようになった。

1959年(昭和34年)9月3日 - 厚生省告示第256号により、八幡平温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定。

アクセス

公共交通機関
秋田新幹線田沢湖駅から羽後交通バスで約1時間20分
花輪線鹿角花輪駅から秋北バスで約1時間15分
花輪線八幡平駅から秋北バスで約1時間

秋田空港からあきたエアポートライナーで約2時間30分
大館能代空港から乗合いタクシー「愛☆のりくん」で1時間30分
なお、冬季は田沢湖駅側からのルートだけとなり、隣の新玉川温泉から雪上車での送迎となる。


自家用車
東北自動車道・盛岡ICより、国道46号・国道341号経由で約1時間30分
東北自動車道・鹿角八幡平ICより、国道282号・国道341号経由で約1時間40分
秋田自動車道・協和ICより、国道341号(国道46号)経由で約3時間
秋田空港から国道13号・国道46号・国道341号経由で約2時間30分

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鶴の湯温泉



泉質
白湯、黒湯、中の湯、滝の湯の4種類の源泉が存在し、泉質はそれぞれ以下の通りである。

白湯:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)
黒湯:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
中の湯:含重曹・食塩硫化水素泉
滝の湯:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素泉

県道から外れて山道を走った先、ブナの原生林に囲まれたなかに、日本秘湯を守る会にも加盟している一軒宿の「鶴の湯温泉」がある。館主の佐藤和志は、同会の副会長を務めている。

建物は、茅葺屋根の本陣が有名で、他の建物も含めて全体が鄙びたイメージで統一されている。

白湯が足元から湧出してくる混浴の露天風呂は、鶴の湯のイメージを代表するものである。またこの露天風呂は乳頭温泉郷を紹介するときにイメージとして多く取り上げられ、更には秘湯のイメージを代表するものとしても多く取り上げられている。

旅館の手前の林道沿いには、本館から引湯した別館「山の宿」があり、貸切露天風呂を備える。山の宿宿泊者は、本館の温泉も利用できる。日帰り入浴客が訪問する本館とは異なる静かな趣きの宿である。

鶴の湯温泉は乳頭温泉郷でもっとも古くからある温泉場といわれている。発見は江戸時代とされる。開湯当初は「田沢の湯」と呼ばれた。秋田藩の佐竹義隆も湯治に訪れたことがあり、本陣という建物があるのはその名残である。但しこの本陣には警護のものが泊まったとされる。

1708年に鶴が傷を癒している所を勘助というマタギによって発見された。このとき、これに因んで温泉名も「田沢の湯」から「鶴の湯」となった。

一軒宿が開かれたのはその後であり、農閑期の湯治場として営業を続けていた。

昭和42年10月19日、乳頭温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定。

1980年代に入り、秘湯ブームと共に大きく脚光を浴びるようになった。

アクセス
鉄道:秋田新幹線田沢湖駅より羽後交通バス「乳頭温泉」行きで約40分、「鶴の湯温泉入口」下車。その後徒歩1.5km
もしくは、同バス「アルパこまくさ」バス停下車。その後送迎(要予約)。
車:東北自動車道・盛岡ICより国道46・341号を通り、秋田県道127号駒ケ岳線と194号西山生保内線で約60分。

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